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2005.05.29

ローソンの100円ショップ、STORE100レポート

先日【WBS】でも紹介された、【ローソン(2651)】の新機軸ショップ【STORE100】。そのアンテナショップであり第一号店でもある、東京都練馬区店が自宅から案外近く(自転車で10分強)の場所にあることを確認。物好き回路に電流が流れまくった自分としては、行かないはずがない。気がつけば地図を片手に自転車のペダルをこいでいた(※もちろん比ゆ的表現。片手運転しちゃいけません:P)。

STORE100練馬店
(STORE100練馬店)

場所は地図で見れば分かる通り、目白通りからちょっと奥に入った住宅街の一角。二階には学習塾が入っているビルの一階部分。商店街ではなく、露地にあるごく普通の店。ローソンというと青地の看板が目に付くが、この「STORE100」は緑色がシンボルカラー。ただ、正直この色の選択は再考の余地があるかも。新店舗のはずなのに、どうも色合いに新鮮味が感じられない。逆に言えば「馴染んでいる」ということなのか。

店舗の入り口には、WBSでも紹介されたポテトチップスをはじめ、キャベツやバナナなどお買い得商品が105円(税込)で販売中。中には生鮮食品はもちろん、パン類、各種食材、飲料水、さらには文房具やアイス、各種週刊誌などが発売されていた。ぱっと見ではコンビニより販売品目の種類が多い総合食品雑貨店といったところ。もちろん他の100円ショップ同様、100円の商品だけでなく、200円や300円のものも数多く並べられている。

具体的な商品については、これもWBSで語られていた通り「最新の新商品」や「先行販売品」はほとんど無かったものの、いわゆる定番アイテムはそれなりに揃っている。話では「オーソドックスなもの以外に、一般のローソンなどでは販売動向が鈍くなったアイテムを積極的にSTORE100にて販売云々」ということだが、それもうなづける。

誤解の無いように書いておくが、「販売動向が鈍くなったアイテム」とは賞味期限切れ間近のものを意味しない。斬新さに欠けるようになったり、新商品が出て世代的に古くなったものと言う意味。

公式サイト上で語られていたコンセプトの一つに、「例えばご老体の方々など食品を少量だけ買いたい人へ」というのがある。実際、惣菜コーナーには100円でたくさんの種類の惣菜が目についた。それが見事に的中したのか、客層は半分以上、恐らく2/3強は50代以降の方のように見受けられた。元々、高年齢層が多く住むと思われる地域なだけに、この店は彼らには喜んで迎え入れられることだろう。

営業時間は7時~23時。一般のスーパーや八百屋などの小売店よりは便利であることに違いない。

一回り内部を見て回ったが(もちろん正式な取材の形式をとらなかったので、内部写真はナシ)、ローソンっぽさを示す商品もいくつか見受けられたものの、ほとんどは「他の100円ショップでもありそうな商品」ばかり。ローソンの社内から見れば、一般のローソンでカバー出来ないエリアへの進出を検討する際の選択肢が広がる、という意味ではプラスだろう。が、例えばダイソー(大創産業)※や【九九プラス(3338)】などとの差別化も模索しないと、彼らとの競争に勝ち残るのは難しいかもしれない。一方で先行となるこれら100円ショップも戦々恐々。特に後者ではSTROE100の発表後、株価の下落傾向が見受けられる。

もちろん競争においては、既存の通常スタイルのコンビニ経営で勝ち得たノウハウのうち、活用できるものはどんどん活用する必要があるだろう。また既存コンビニとの相乗効果も図れるよう模索しなければならない。

ローソンの計画では、2008年2月末までにSTORE100スタイルの出店数につき、700~1000店舗を目指すとしている。

ちなみにこの練馬店、向かいにある和菓子屋の店員の話によれば、前には【某『♪いい気分』のコンビニ】があり、それが撤退したあと九ヶ月間ほど空き店舗だったとのこと。立地条件が良い、とはいえないので、「それでもこの店に来たい」と多くの客に思わせるような魅力を提供し続ける必要があるはずだ。

※「ダイソー」につき、「大創産業」と間違って化学関連銘柄の「ダイソー(4046)」を表記していました。ここに謹んでお詫び申し上げます。また、ご指摘いただいた有志のS様、ありがとうございました。

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コメント

これからの全国展開が楽しみですね。
今までのローソンでは、発展は難しいだろうと思います。価格とサービス、扱う商品、ひとひねりほしかった。STORE100に期待です。

過疎地域や、高年齢層が多数を占める地域ではニーズが高いと思うんすよ。ただ、ローソンって、99とかダイソーと違い、生鮮品などの食品関係の流通のノウハウは今ひとつなんで、それをどう解決するのかがキーポイントとなるのではないかな、と思うんですよね。

個人的には、自分自身は携帯関連の企画もやってる仕事してるんで、携帯を使って顧客サービス云々ってのを提供してあげられたらなぁ、と思うんですけどね。ローソンにはコネがない(苦笑)。

>ちなみにこの練馬店、向かいにある和菓子屋の店員の話によれば、前には【某『♪いい気分』のコンビニ】があり、それが撤退したあと九ヶ月間ほど空き店舗だったとのこと。立地条件が良い、とはいえないので、「それでもこの店に来たい」と多くの客に思わせるような魅力を提供し続ける必要があるはずだ。

とありますがその店は売れ行きが良かったそうですが店主の都合で閉めることになってしまったそうです。

をを。現地住民からの貴重なご意見。んー。。。「売れ行き」だけだったのかな? それとも「利益」も上がってたのかな?

FC店は結構マージン大きい場合あるんで、売り上げは大きくても儲からないっての、結構あるからねぇ。はてさて。

始めまして.eartherというものです.
1号店がオープンし,どんな状況か気になっていたので,このレポートはかなり興味深く読ませてもらいました.
表の写真を見る限り, 不破雷蔵さんと同じく私も新鮮味がないと感じます.しかし高年齢層向けにはこういうのがいいのかもしれませんね.
コンビニ跡地と聞いていたので「そこでいいのか?」と思っていましたが,「売れ行き」は良かったんですね.
ともかくSHOP99の動向と共にSTORE100がこれからどうなるか気になるところです.

TBありがとうございます。
受け入れ年齢層の拡張についてはまぁ成功と言えるんじゃないでしょうか…。あとは、自分の街にSTORE100ができるのを期待するだけです!

前の店舗は売り上げ、利益ともに良かったそうです。

利益が少なくなる前に店を閉じたかったそうです。

なるほど。。。。「少なくなる前に」ということは、そうなるような予兆を感じたというかデータが出たんすね。詳しくきいてみたいな、そのあたり。

TBありがとうございました!
あとで、こちらからもさせていただきます。
店舗前にものすごい数の自転車があるのが笑いました。
確かに新鮮味がない外装ですねぇ。
イケてないとこが庶民派的フレンドリーなのは、すでに99でやってるスタイルなので違う方向にしてみても良かったんじゃないかなぁ。。。
ローソンって今はどこ系列か忘れてしまい(ダイエー→三菱商事ですね。)、調べたら興味深い内容を見付けました。
「いい気分」なとことローソンを比較しています。
http://www.utobrain.co.jp/review/2004/061502/

予兆を感じたとかじゃなくてもしもってことだったようです。

>>messie様
中身も撮りたかったんですが、さすがに無許可でそれは難しかったので(^^;) まぁ、中についてもごくごく平凡な100円ショップでした。彩りか体裁で、何か「ここだけ」というイメージがあっても良かったと思うんですけどね。自然スタイルとか。

それとURLの件、ありがとうです。参考になりそうなので、週末にじっくり読んでみます。

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