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2005.05.22

大和証券開催の個人投資家向け企業説明会報告(2005.5.21.)

いっそのことストリーミングによるリアルタイム中継もやった方がいいんじゃないかとふと思う、大和証券開催の個人投資家向け企業説明会(はっ。企画持ち込んでみるか?(w)。今回も簡単にメモ書き程度のまとめを。今回対象となった企業は三社。【トランスジェニック(2342)】【イフジ産業(2924)】 、そして【デジタルスケープ(2430)】


【トランスジェニック(2342)】
遺伝子破壊マウスを作成し遺伝子情報を製薬会社に販売するベンチャー。熊本大の技術を活用。遺伝子破壊マウス、とは物騒な名前だが、要は特定の遺伝子の働きを抑える「加工」を行い、そのマウスの生態を確かめるというもの。生態を観察することで、その遺伝子の働きをチェックし、薬品などの開発に役立てる。その情報などを販売するわけだ。

コンピュータなどによるシミュレーションでも不可能ではないが、一つの遺伝子が複数の役割を果たす場合が多く、計算上からは推し量れないことも多々あるので、マウスを使っての実証実験の方が都合が良い。また、遺伝子を破壊する作業は非常に手間隙がかかるようだが、この会社が持つ特許手法を使えば比較的簡単に出来るとのこと。

競争相手も少なく、いかにもベンチャー企業といった感じがするが、残念ながら「儲けを得る」ためのビジネスモデルとしては今ひとつのようで、財務的には厳しい状態が続いている。数本「大当たり」が出れば化ける会社なのだろうが……。

お土産は図書券500円分。ありがたく頂戴します。


【イフジ産業(2924)】
液卵製造・販売で業界2位規模。製パン向け中心。夏場の加工用原料卵大量買い付けが強み。液卵として製品を供給することにより、品質のばらつきを抑えるなどのメリットも持つ。先の鳥インフルエンザ騒動とその前後の卵の値段の乱高下に振り回され、色々大変だったもよう。ただそのような悪条件の中でも欠品は起こさなかったと自慢していた。そりゃ自慢して当然だろう。なおこの企業そのものについては以前のレポート【頑張れ卵屋さん~イフジ産業(2924)】を参照のこと。

今回の説明会では一番参加者からの反応が良かったのが印象的。休憩時間中は参加者のひとりが、卵の殻で作った飾り物を社長にプレゼントしていた。恐らく株主なのだろう。

お土産は卵券500円分。前回のと同じ。ああ、100円ショップでは使えないのか(苦笑)。


【デジタルスケープ(2430)】
Web制作者やCG、ゲーム等のIT系クリエーターの人材派遣。デジハリとは兄弟会社……とあるが、つまりマスダアンドパートナーズ(【カルチュア・コンビニエンス・クラブ(4756)】の社長の増田氏の資産管理会社)が親会社、ということ。

やれN社の某レースゲームの車のデザインを作った人が講師にいるだとか、A社の数十万本売れたゲームの製作スタッフの何割が会社の出身だのと言っていたが、本当に主張するところの「優秀な人材」をたくさん輩出しているのだろうか。もしそれが本当なら、色んな意味でもっともっと頑張って欲しいと思う今日この頃。前線、もとい現場からはむしろ、業界の現状は逆の傾向にあるという話をよく聞くのだが。

お土産は2mのメジャー。えーと、洒落、なのかな。


今回の三社の中では、十年寝かせたらもしかして、というのが【トランスジェニック(2342)】というところか。とはいえ自分にはそれほどの余力は無い(苦笑)。

閑話休題。今回の説明会では大和IRスタッフの質問者の質問が今ひとつだった。何というか、ピントがずれているというか「そんなことを聞いてどうする」といった感じ。もう少しセンスのある人を出してほしいというのが正直なところ。

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コメント

TBありがとうございました。

私もトランスジェニックのビジネスモデルは
疑問です。
少し専門的な話ですが、病気の原因遺伝子がわからないものを、トランスジェニック社のマウスで発見して、治療薬の開発にでもすすまない限りおお化けは厳しそうですし、
出来上がったマウス達の系統を維持するコストがかかりすぎます。

体力のあるうちに今のコア秘術から新しい技術を発展させないとなかなか難しいと思っています。

 10年間保持して残っているのはイフジさんだけでしょうね。あとの2社はシュレッダー行きでしょうか。「ヒトは食っていけなければ生きていけない」ですし。
 残りの2社はうまくいかない可能性大です。遺伝子マウスは実験材料に限られ、ほんの近い時期に環境シミュレーション電子計算機(笑)による代替が始まります。後者はライバルを押しのけるだけの派遣者の獲得と、「日銭稼ぎ」の維持力が問われます。
 といったところで、やっぱりバブルを経験してきた旧昭和世代の証券会社の情報は、個人投資家にとっては今はまだ一発で却下して良いと思われます。彼らが持っている今までの情報の蓄積は口悪く言わせていただくと「今後全く役に立たないガラクタ」ですから:-p
 ましてや、最終判断のキーは投資する自分たちにあるわけで。

2342。独自採算性という形ではなくどこかの製薬コングロの関連会社だったら良かったのにと思う。恐らくこの数年のうちにホームランが打てないと、そういうことになる可能性も無くはないかな。

2430は……トップの主張は理解できるんだけど、業界の現状を知っている身としては、「なんか違うような」という、野生の勘というか「私のゴーストが囁くのよ」というか。

「今後全く役に立たないガラクタ」とは痛烈っすな(^^;) まぁ、過去から学ぶべきことも多々ありますが、それは状況次第。少なくとも今回については本文のような気がしたわけです。数回前の説明会でも企業側が「自分らの分野に精通するアナリストがいない」と愚痴ってたことからも明らかな通り、昔になかった分野に対するアナリストのニーズは結構あるのかも……。宝くじでも当ったら投資顧問会社でも立ち上げるか?(w

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