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書籍・雑誌

2005.06.04

斉藤一人氏の言葉

日本で一番の納税額者としてその名を知られている斉藤一人(さいとう・ひとり)氏。「スリムドカン」をはじめとする各種漢方薬の販売や各種著書、そしてその人となりでも有名である。

さて、過去に購入したビジネス特集の冊子で紹介された際、同氏が語っていた「商い逆転の発想」が非常に印象深く、今でも鮮明に心に刻まれている。それらの中からいくつかを今回は紹介してみようと思う。

■1:我慢・苦労をしない
氏曰く、
「我慢や苦労はその人が無理していること。だがそれは自然に体が動き出す状況とは違う。それはよくないこと。自分が楽しいということをやらなければ、儲けは増えていかない」。
好きこそものの上手なれ、ということか。

■2:商人はいつでも笑顔
氏曰く、
「いつでも笑顔は商売の基本。お客の前でだけ笑顔を取り繕ってもすぐにばれる。だから常日頃から笑顔を絶やさずに」。
お客はモノやサービスを買いにくるだけではなく、楽しいことがありそうだからと思うからこそ、来てくれる。商人はただ商品を売っているだけではないということ。

■3:商売に失敗はない
氏曰く、
「うまくいかないことはあるが、そこで萎縮しては元も子もない。どんなにだめでも小さな成功だと前向きに思う。それこそが儲けのコツ。小さな成功の積み重ねが大成功につながる」
小さなことからコツコツと。誰かの科白ですな。それに失敗を失敗ととらえず、発想の転換をしてみたり、失敗の経験を得たという成功として前向きにとらえるのもあり、と。

■4:楽しくするから成功する
氏曰く、
「苦労と成功は関係ない。汗水流せばそれでいいというわけではない。仕事は楽しくできるようにしなければ。そうすれば手伝ってくれる人が出てきてその人に任せられるので、商売も広がり、成功できるようになる」
トムソーヤの壁のペンキ塗りのエピソードみたいな発想、かな。「10倍儲けたいなら仕事量は10分の1にしなければならない」という逆転思考には、はっとさせられるものがあった。


他に、手元にある冊子では、
「お金が無いと一番困ること。それは衣食住より、『イヤな奴に頭を下げなきゃならない』ということ。お金がないと、イヤな奴に対して、こちらに落ち度が無くとも耐えねばならない。イヤな奴に囲まれて我慢していたら、ロクな考えしか浮かばないし、イヤなことしか起こらない」
とも語っている。ごもっとも。強く同意する他無い。

銀座まるかんのサイト内には、斉藤一人氏による【斎藤一人88のことば】が納められている。これを読んでいると、「にんげんだもの」で有名な【相田みつを氏】に共通する「雰囲気」が感じられる。

時間などの余裕が出来たら、氏の著書も読んでみようと思っている。

2005.03.27

【書籍紹介】私は末期ガンを克服し株で1億円稼いだ

末期がんで余命あと一年。まさに「死の宣告」に等しい告知を受けた筆者が、自分の得意分野である心理面での努力を尽くしてがんと必至に戦い、見事に病魔に打ち勝ち、その力をさらに株にも向けて成功したという話。筆者は心理学の専門家(心理学博士号を持つ)であり、その知識をコンサルタント業にも活用して成功をおさめた人物。

タイトルの前後でまったくかみ合わない(「末期がんを克服」「株で1億稼ぐ」)キーワードが盛り込まれているが、本文もほぼこの二つに二分されている。すなわち前半は「精神学的・心理学的な観点から、人間が本来持っている力を十二分に引き出す」ことについて、自分の闘病生活などの経験を盛り込みながら説明。後半は「心理学の面からの解説を盛り込みながら、筆者が行った売買手法」を紹介している。

後半部分は元々筆者が株取引の初心者だったこともあり、分かりやすく書かれており、(概念論が多いが)初心者でも読みやすい内容となっている。特に取引をする人の心理面における洞察が興味深い。

純粋な株式投資に関する本と定義するには前半分が蛇足と言われても仕方ないところがある。前半部分を読み終えた段階で、自己啓発本と誤解する人もいるかもしれない。しかし役に立たない内容どころか、多くの人の人生にはプラスとなるであろう話にも違いない。

株式の売買も結局のところ人と人の駆け引きでしかない、そして最後に判断を下すのは自分自身でしかないことを考えると、目を通しておくのもよい一冊だといえよう。)


私は末期ガンを克服し株で1億円稼いだ


★書籍データ
コミック: 190 p ; サイズ(cm):19×13
出版社: 集英社 ; ISBN: 4871772055 ; (2002/04)
おすすめ度:★★★★
売上ランキング: 216,044

2005.01.23

【書籍紹介】投資の心理学―「損は切って利は伸ばせ」が実践できない理由

当書は心理学からのアプローチを試みた数少ない投資研究書である。心理学や臨床医学、ファイナンスを専門とする大学教授や、投資情報誌の専門誌など、それぞれの分野の専門家が「投資と心理学」について分析、解説を行っている。

それぞれ独立した章で構成され、読者は好きな章、理解できる章、必要とする章のみを読みすすめるだけ。市場の動向を単なる数値の上下ではなく、その向こうにいる「自分以外の投資家の心の動き」と見、「自分自身の心の動き」と兼ね合わせながら判断をすることで、これまでとは違った自分らしいスタイルが導き出せるかもしれない。


投資の心理学―「損は切って利は伸ばせ」が実践できない理由


★書籍データ
コミック: 301 p ; サイズ(cm):19×13
出版社: 集英社 ; ISBN: 4492731555 ; (2001/09)
おすすめ度:★★★★
売上ランキング: 3,463


2004.07.11

【書籍紹介】株-マーケット

 株価を左右する大きな要因である「人の欲」が見えるニューヨークの天才トレイダー志摩真が日本に帰国、兜町で南海証券を立ち上げたもう一人の天才トレイダー志摩蒼一と相対しながら、株式投資の本質とは何かを経験していくという物語。
 具体的にテクニカル分析がどうとか長期投資が云々といった技術書的な解説は無いが、「株価が動く要因はどこにあるのか」「そもそも(投機ではなく)投資とはどうあるべきなのか」「何に注目し判断を行うべきなのか」など、株式投資における基本中の基本を、ベースのストーリーの展開の中で分かりやすく説明している。特に初心者には一度目を通しておいて欲しい、オススメ漫画。
 当作品は残念ながら掲載誌の休刊で第五巻にて終了してしまったが、ネット証券による個人投資家が急増している現在、ぜひとも何らかの形で再スタートしてほしいものである(なお原作者観月氏は別の漫画家による、仕手戦を描いた「相場師」(現在絶版)も出している)。


株-マーケット- 1


★書籍データ
コミック: 202 p ; サイズ(cm):
出版社: 集英社 ; ISBN: 4088783344 ; 1 巻 (2001/04)
おすすめ度:★★★★+α
売上ランキング: 53,474


2004.07.04

【書籍紹介】「ドン底」景気に株で勝つ法! 日本経済はこれで復活、だから今、株が面白い!

 当書は中~長期的投資家として著名であり、塾経営者でありながら100万円から1億円を株式投資などで稼ぎ出した人物としても名を知られている友成正治氏による、最新の投資ガイダンス本である。
 「損切り」のことを「見切り」というように多少の言葉の言い換えはあるが、氏の手法(うねり、あるいは波動スタイル投資法、とでも名づければ分かりやすいかも)にのっとった投資すべき銘柄の選択方法に始まり、売り買いのタイミングなどについて具体例を挙げて説明している。また、言われてみれば「なんだそんなこと」と思うかも知れないが、株式投資全般に通用するメンタル面でのアドバイスも非常に役立つことだろう。
 デイトレーダーや短期売買、機会投資や専門的なテクニカル分析による投資スタイルを目指す人には向かないが、じっくりのんびりとかまえて株式投資をしたい人には、オススメしたい一冊。(Amazon.co.jp)

「ドン底」景気に株で勝つ法!
★書籍データ ・単行本(ソフトカバー): 237 p ; サイズ(cm): 19 x 13 ・出版社: プレジデント社 ; ISBN: 4833490900 ; (2002/11/22) ・おすすめ度:★★★★ 売上ランキング:79,891(2004/07/04現在)

2004.03.16

ついに「今年の」3月25日に出るぞ、「皇国の守護者」最新刊

日本の仮想戦記小説家の中では第一人者といわれるまでの実力と発行タイトル数(シリーズ数)を誇りながら、最近ではその遅筆とシリーズを途中で放り投げる(?)ことで多くのファンを絶叫に陥れている、色々な意味で「罪深い」作家、佐藤大輔氏。氏がボードゲームの制作スタッフ兼デザイナーズノートのライターであったころからのファンとしては、新刊の発売決定は嬉しい限り。何度、「発売日決定」の表記が「未定」となり、予定一覧から消えた新刊の姿を見たことか……。(氏が最近別のペンネームで別ジャンルの小説を好調輩出中である、という噂についてはここではコメントしないでおく)

で。ようやく「ほぼ確定事項」として発売日が決定したのは「皇国の守護者」最新刊こと第8巻。PDFを用いた立ち読みシステムにより、最初の20ページが閲覧できること、さらに表紙のデザインが完成していることなどから、もうほとんど間違いないだろう(あれ。でも232ページってのは少ないのか、多いのか??)。

皇国の守護者第8巻表紙
【参考】「発売元の中央公論新社での紹介ページ」

今巻で一番これまでと変わったように見受けられるのは、ずばり表紙・挿絵。これまでの油絵タッチのものから、先に「諸君、私はねこが好きだ」の元ネタとなった『ヘルシング』でお馴染みの平野耕太氏に変わっている。元々平野氏は佐藤氏のファンの一人だったようで、作品中にもちらほら佐藤氏の小説がカット的に登場することがあったこと、演出的にもかなり影響を受けている部分があることなどから、しかるべくして、というところか。

発売日が3月25日。エイプリールフール、ではないよな……。

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